この記事では、カーリースの金利についてや、支払い総額のシミュレーションおよびローンとの比較について解説しています。
カーリースの金利が知りたい人や、「ローンとどっちがお得か?」を知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
カーリースは金利ゼロ?そもそも金利とは
結論から述べますと、カーリースは金利ゼロで利用できるサービスです。
正確には金利そのものが存在しません。
なぜなら、金利とはローン(お金を借りるサービス)だけに適用される制度であり、カーリースはお金ではなく車を借りるサービスだからです。

このように、カーリースはユーザーが希望する車をリース会社が買い上げ、それをユーザーが借りるという仕組みで動いています。
そのためカーリースには金利の概念がなく、提示された月々のリース料金を支払っていくだけでマイカーを手に入れることができます。
「カーリースは金利ゼロだから安い」は誤解
カーリースは金利ゼロで利用できるサービスですが、だからといってローンよりも安いとは限りません。
リース料金には車両代金や税金・自賠責保険料、車検やメンテナンス費用、これに仲介手数料なども含まれています。

したがって、カーリースの支払い総額はローンよりも高くなるケースがあります。
では、カーリースは金利何%のローンと同水準の支払い総額で利用できるでしょうか?
これを明らかにするために、この記事の後半でカーリースとローンの比較を行なっていきます。
カーリースの金利相当はいくら?ローンと支払い総額を比較
それでは、カーリースとローンの比較を行っていきます。
比較する車種は、軽自動車販売台数No.1のホンダ N-BOXシリーズから「N-BOXカスタム」、リース料金は業界大手のオリックスカーリースのものを参考にしています。
\オリックスカーリースとローンの料金比較/
| オリックスカーリース | 金利3.9%ローン | 金利5.8%ローン | 金利7.8%ローン | |
| 月々の支払い額 | 32,670円 | 26,650円 | 28,400円 | 30,300円 |
| 車両代金 | リース料金に含む | 1,956,900円 | ||
| 登録諸費用 | 68,190円 | |||
| 税金・自賠責 | 158,790円 | |||
| 車検・オイル交換 | 203,500円 | |||
| 分割手数料 | 281,700円 | 428,700円 | 588,300円 | |
| 7年間の支払い総額 | 2,744,280円 | 2,669,080円 | 2,816,080円 | 2,975,680円 |
| オリックスとの差額 | − | -71,800円 | +71,800円 | "+231,400円 |
| 比較条件 | ||||
| リース期間/ローン回数 | 7年/84回払い | |||
| 車種 | ホンダ N-BOX カスタム | |||
| グレード | 2WD ガソリン(ターボなし) | |||
| ボディカラー | 追加費用のないボディカラーを選択 | |||
比較の結果、カーリースは金利5.8%のローンよりも安いことが判明しました。
ちなみに金利5.8%というのは、ホンダの正規販売店で提示されるローン金利です。
\ホンダ正規販売店の金利/

つまりオリックスカーリースを利用すると、ホンダの正規販売店でローン組むよりも安くマイカーを手に入れることができます(オリックスカーリースは7年後に車をもらえる)。
カーリースは金利4.8%のローンと同じ
上に掲載した比較からさらに計算してみると、カーリースは金利4.8%のローンと支払い総額が同じであることがわかりました。
つまりカーリースは、「金利4.8%相当のサービス」と結論づけられます。

「意外と安い」と思った人も多いでしょう。
まさにその通りで、あまり知られていませんが、ローンよりもカーリースの方が安くなるケースは多々あります。
しかも、オリックスカーリースのように最後に車をもらえるカーリースなら、利用条件としてはローンとほぼ変わりません。
「最後に車をもらえてローンよりも安い」なら、カーリースを利用する方がお得なのは明らかですね。
ローン金利は年々上昇!今ならカーリースの方が安い
世界情勢が不安定になったことで物価高が続き、日本もその影響を大きく受けています。
最近では、「住宅ローン金利が1.0%上がった」というニュースが話題になりました。
ちなみに住宅ローンの金利が1.0%上がると、35年ローンなら500〜1,000万円の返済額増になります。
\住宅ローンの返済額シミュレーション/
| 金利0.95%の住宅ローン | 金利1.95%の住宅ローン | |
| 月々の返済額 | 137,181円 | 161,064円 |
| 年間の返済額 | 1,646,172円 | 1,932,768円 |
| 月々返済額の差 | − | 23,883円 |
| 年間の増加額 | − | 286,596円 |
| 返済総額 | 57,615,863円 | 67,646,711円 |
| 返済総額の差 | − | 10,030,848円 |
| シミュレーション条件 | ||
| 借入額 | 4,900万円 | |
| 返済期間 | 35年 | |
| 元利均等返済 | 元利均等返済 | |
| 金利タイプ | 固定金利型 | |
| ボーナス払い | なし | |
たった1.0%の上昇でも、借り入れたお金を長期的に返済していくローンでは、大きな破壊力を持っています。
車のローンの金利も年々上昇中
物価高の影響を受けているのは住宅ローンだけではありません。
車のローンも大きな影響を受けており、金利が年々上昇しています。
ホンダの正規販売店のローン金利を参考に、金利の推移をまとめてみました。
ホンダ正規販売店の金利推移
- 2026年4月:5.8%
- 2025年11月:5.5%
- 2025年1月:4.9%
- 2023年5月:3.5%
- 2015年10月:3.5%
(ホンダファイナンスより)
ご覧のとおり、2023年5月時点では金利3.5%だったものが、2025年1月時点には4.9%に上昇し、最終的には金利5.8%まで上がっています。
2015年から2023年にかけて変動のなかったローン金利が、わずか3年で2.3%も上昇しています。

※ ホンダファイナンスの金利推移を参考
これはまさに異常事態。
「ローンを組んで車を買う」というハードルも、年々高まっている証拠です。
高金利時代はカーリースを利用する方が安い
すでに気づいている方も多いでしょう。
そうです。高金利時代の今なら、ローンを組んで車を買うよりも、カーリースを利用する方がお得にマイカーを手に入れられます。
先ほどの、カーリースとローンの比較をもう一度見てみましょう。
\オリックスカーリースとローンの料金比較/
| オリックスカーリース | 金利3.9%ローン | 金利5.8%ローン | 金利7.8%ローン | |
| 月々の支払い額 | 32,670円 | 26,650円 | 28,400円 | 30,300円 |
| 車両代金 | リース料金に含む | 1,956,900円 | ||
| 登録諸費用 | 68,190円 | |||
| 税金・自賠責 | 158,790円 | |||
| 車検・オイル交換 | 203,500円 | |||
| 分割手数料 | 281,700円 | 428,700円 | 588,300円 | |
| 7年間の支払い総額 | 2,744,280円 | 2,669,080円 | 2,816,080円 | 2,975,680円 |
| オリックスとの差額 | − | -71,800円 | +71,800円 | "+231,400円 |
| 比較条件 | ||||
| リース期間/ローン回数 | 7年/84回払い | |||
| 車種 | ホンダ N-BOX カスタム | |||
| グレード | 2WD ガソリン(ターボなし) | |||
| ボディカラー | 追加費用のないボディカラーを選択 | |||
ローン金利の推移と比較からわかるとおり、ホンダの正規販売店で車を買う方が安かった時代もありました。
しかし金利が大幅に上がった現在では、カーリースを利用する方が支払い総額が安く、しかも税金や車検などの費用も月々定額で支払うことができます。

まとめ:販売店のローンで車を買うならカーリースも要検討!
この記事で解説した内容をまとめます。
- カーリースは金利ゼロで利用できるサービス
- 「カーリースは金利ゼロだから安い」は誤解
- ただし、ローンよりカーリースの方が安いことが多い
- カーリースは金利4.8%のローンと同水準の支払い総額
- 正規販売店のローンは今や5.0%以上が当たり前
- 7.8%という高金利でローンを提供してる正規販売店もある
- 高金利時代はカーリースを利用する方が支払い総額が安い
- 金利4.8%以上を提示された人はカーリースを利用しよう
マイカーを手に入れるにあたって、「車はローンで買うもの」「車は自己所有するもの」という認識がまだまだ残っています。
そのため、カーリースのメリットやお得さを見落としている人が多く、非常にもったいないことです。
「カーリースは銀行のローンより安い」というわけではありませんが、販売店のローンよりも安いケースが多いのは事実です。
この記事のカーリース・ローン比較で判明したように、金利4.8%以上のローンを利用するなら、カーリースを一度検討すべきでしょう。
「ローンより安いならカーリースもいいかも?」と思った人は、以下の記事でおすすめカーリースをぜひチェックしてみてください。
カーリースとローンの金利についてよくある質問
カーリースは本当に金利ゼロで利用できる?
カーリースには金利という概念がないので、金利ゼロで利用することができます。ただし、ローンの金利に相当する手数料がリース料金に含まれています。結果として銀行のローンより支払い総額が高くなりますが、販売店のローンより安くなるケースが多いです。
そもそもローンにはなぜ金利があるの?
金利は利息を計算するための割合です。利息とはローンを提供している銀行や信販会社の利益として徴収するものなので、ローンには必ず金利が存在します。
金利から利息を計算する方法は?
金利から利息を計算したい人は、以下の計算式にそれぞれの数字を当てはめてみてください。

利息の計算方法は意外と簡単なので、覚えておくといいでしょう。
ローンの金利相場はいくらなの?
ローンの金利相場は、銀行のローンで1.5〜4.5%、販売店のローンで3.9〜7.8%となっています。ちなみに中古車販売店では8.0%以上の高金利を提示されることもあります。金利4.8%以上を提示された方は、カーリースの利用を検討してみてください。
車のローン金利は変動型?固定型?
ローンの提供元によって異なります。銀行のローン金利は変動型が多く、販売店のローン金利はほとんどが固定型です。変動型は金利上昇のリスクがありますが、銀行のローン金利が販売店のローン金利を超えることはほぼありません。
